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2010年8月8日日曜日

石膏取り練習その1 型つくり

彫刻教室が8月はお休みなのですが、先生が親切に石膏取りの練習をするため、道具類など一式お借りしてきたのでその練習です。大ざっぱな手順もメモしておきます。

1.立体用の台を設置。ぬれた麻ひもを巻きつけ、粘土とのツナギを用意。


2.粘土をくっつけ、形を作成。
出来上がったら、写真撮影をしておく。
石膏像の微調整に必要になるので。
左側


前(ななめ)





後ろ


3.粘土を掻き出す部分を墨で印す。


4.銅板を1cmの幅で、台形にカットしたものを3で印したところに差し込む。


5.粘土板に、ぬれた新聞紙を張りつけ、第一層めの石膏を細かく吹き付けるイメージでかける。


6.第2層の石膏をかける。


7.型の強度を高めるため、針金を型に添わせ、石膏をかける。


8.第三層の石膏をかける。


9.本体からふたを取りだす。


10.全ての粘土を掻き出す。


11.本体の型。粘土を洗い流し、初日作業終了。


感想:今回は型取りの為、形は型取りしやすいものをと形成。あまりこだわらず。

ふたの部分ばかり気にしていたので、ふたはけっこう綺麗にできた。
でも、本体の下の部分の石膏が薄かった為、ボロボロになってしまった。
ふたは、両サイドに取り付ける方がより良かったと思う。

本体から1cmくらいのところに、土手をつけるのを忘れた。そのため、薄い下の部分と粘土板をはがす際に衝撃がかかった為、より壊れた気がする。


手順は、結構覚えていたので、技術的な意識をしっかり考えて行えば、次は何とかできそうだと思う。
それにしても、先生がいつも手順よくご指導して頂いていたことに気がつきました。身に沁み沁みです。
特技は、石膏取りですと言える日もそう遠くないのかも。

来週は、その型に中身を流します。
次回に続く…。
【石膏取り練習 1日目】
2010年8月8日撮影

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